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世界基督教統一神霊協会 コ野英治会長のお話
2009年5月12日 本部教会礼拝堂


皆さんこんにちは。以前からこういう集会を持っておられることを聞いておりましたけれども、なかなか顔を出す機会が無くて本当に申し訳ございません。総会の中で「是非(教会の中での)お墨付きを」というお話がありましたけれども、そういう心配はもう全くないというふうに思います。すでにこれだけ立派に集会をしておられますし、すでに世界会長の文亨進様から「天宝会」というすばらしい名称までいただいておられます。
それよりも皆様、障害を持つ祝福の二世をもっておられるという意味で人知れぬご苦労もたくさんあったというふうに思います。それ自体は私もどう申し上げて慰労してさし上げたらよいのか言葉が無いことであります。

私の良く知っている祝福家庭でダウン症のお子さんを持っている方がおりまして、そのご夫妻の証をお聞きしたことがあります。そのとき、世界会長の文亨進様がフルーツバスケットに対して天宝会という名前を付けられた、ということとよくつながる印象を受けたことがあります。

ダウン症のお子様をもったときから本当に涙、涙の連続だったと言っておられました。何故こういう子が生まれたんだろうか、自分達の家庭に何か罪があったのか、とお互いに責め合ったりしたことも沢山あったと言っておられました。子供を見るたびごとに、ほんとうに言い知れない辛い気持ちを味わったというふうに言っておられました。ただ、その沢山の苦労を知り、沢山の涙を流す中でいろんなことを悟らせていただき、このような障害を持つ祝福の二世を恵みであったと、最終的に心の整理がつくことになったと言うんです。

価値あるものに対しては誰もが評価します。例えば頭のいい子であれば、皆から「お宅の息子さん・娘さん本当にお勉強おできになりますね。さすがですね。」なんて言われて賛美を受けます。しかし様々な意味において価値を充分に発揮できない、そういう人格や存在を愛するには本質的な愛を持たなければならなくなってきます。これは無条件な愛が必要です。もちろん我が子であるがゆえに無条件に情が流れる部分もあるけれども、しかし、「どうしてなんだろう、どうしてなんだろう」という想いが絶えず沸いてくる・・・その中で本当にもういつの間にか、無条件の愛というものが訓練されたというんです。

ある時、夫婦でしみじみと「この子をもって良かったね、お父さん。」「この子をもって良かったね、お母さん。」と語ったそうです。夫婦が深い次元でそういう情を共有できるような瞬間を迎えたというんです。自分達の家庭においてはそういうことは不可能だろうと思っていたそうです。しかし、その子を愛する、その子に投入するそのプロセスの中で自分が得たこの無条件の愛に気づいたわけです。これが真のご父母様がおっしゃる真の愛であり、絶対的愛であるということを悟らされて、最終的には夫婦で分ち合えるようなその瞬間を迎えることができたということです。

そのダウン症のお子さんをもったというこの事実だけをとってみれば、天の栄光を表しにくい現象のように思いがちですが、しかしそのことを通して、自分達が訓練させられ、その愛を持つに至ったわけです。まさにこれは天宝であると捉えることができるのではないかと思います。従いまして、ある意味においては皆さんに誇りをもっていただきたい。外的に見たらほんとうに大変なことであります。しかし、そのお子様をもつことによって健康な子供をもつ親以上に高い境地、真の愛の世界、無条件の愛の世界に到達しえたならば、健康なお子様をもつ家庭よりも本当に恵まれているといえるでしょう。
これは我々の人生一般においても言える話ですね。その困難とか逆境とか挫折とか、それを経験してそれを乗り越えた人、あるいは乗り越えるプロセスの中で多くのことを悟った人。それがいわゆる偉大な人物になっていくわけです。
それから、苦労することも尊いのですが、苦労をどこまで消化できるかが大切です。苦労を消化できないと、どうしても、恨み多き人生観をもってしまいます。その意味において、ご父母様は凄いお方です。

お父様はとてつもない悲しみを経験しながらも神様に対する愛と信仰と感謝は変わりません。だから神はお父様を信頼できます。お父様は人生を振り返って、「振り返ってみれば全て愛だった」と仰いました。これがお父様の境地です。
結論を申し上げると、私達の神様と真のご父母様に対する信仰の証は恵まれたことを通して神の愛を実感するのではなく、恵まれないことに遭遇したとしても神と真のご父母様に対する信仰と感謝の気持ちを変えない、むしろそれが深まるということです。

去年の12月たったと思いますが、世界会長の亨進様が来られた時に(私が)「亨進様、天宝会って名前付けられたんですね」と申し上げたら「そうですよ。そういう家庭は、神様は特別愛してるんですよ。ハレルヤ。」といったような表現をしておられました。本当に世界会長の亨進様の心の中にしっかりおありです。ということは、ご父母様の心情の真ん中に位置しているというふうに考えて頂いて間違いないと思います。

真の愛、絶対的な無条件の愛を天から与えていただくという意味において、本当にこれは天宝会である、天の宝のお子様達であるということになっていただきたいです。
現実的には辛いことも沢山おありだと思いますけども、お互いに連絡をとり合い助け合いながら、頑張っていただきたいと思います。

ありがとうございました。



天 宝 会
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